人生・働き方

親のことを考えるようになった日。近しい人が旅立って

 

先日、近しい人を見送りました。

元気であったはずの方が突然旅立たれ、驚きと共に現実感の乏しい時間が続きました。

 

この経験を通じて、自身の親について改めて考える機会を得ました。

日常の中で当たり前と思いがちな「共に過ごす時間」の尊さや、

そのかけがえのなさを改めて実感しています。

 

忙しさに流されがちな毎日の中で、一度立ち止まり、

身近な人との関係を見つめ直すことの重要性を感じています。

 

つい最近まで元気だったのに、あっという間で、ただただ驚いています。

 

「まさか、そんなに急に…」

そう思っても時間は止まってくれず、現実は静かに進んでいきました。

命って、本当にあっけなく終わることもあるんだなと、改めて感じました。

 

自分に何かできたかというと、正直、ほとんどありません。

でも、この出来事を通して、「今ここに誰かがいてくれること」がどれほど大事なのか、

心にしみるように思いました。

 

顔を見て話すこと、同じ空間で過ごすこと、

そういう日常が、どれだけ貴重でありがたいことか――

 

そこから自然と、自分の親のことが頭に浮かぶようになりました。

一緒に暮らしていて、普段は気をつかったり、ストレスを感じたり、

「なんでこんなに自分ばかり…」なんて思ってしまう日も正直あります。

 

でも、もし突然いなくなったら?

そう考えたとき、胸が詰まるような気持ちになります。

 

今元気でいてくれること。

それは、当たり前のようでいて、当たり前じゃないんですよね。

 

毎日の中で、自分のことで精一杯になってしまうけれど、

「目の前にいる人を大切にする」って、

結局のところ、すごくシンプルで、すごく大事なことなんだと思います。

 

近しい人が旅立ったことは、自分の中に静かに問いかけを残しました。

 

まだ答えは出ないけれど、

今日から少しだけ、親との時間を意識して過ごしてみようと思います。

 

ABOUT ME
izumi206
1979年生まれの40代。 北海道在住、独身。 スーパーマーケットに勤務し、現在、マネージャーとして勤務。 激務や異動の多さ、将来への不安からサイドFIREを目指すように。 資産形成・副業、FP・簿記を取得し家計管理、支出の見直し。 現在、登録販売者資格の勉強など40代からの人生戦略を発信中。 同じように悩みを抱える方へ、少しでもヒントや励ましになれたらと思います。

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