40代から現実的に目指せる“自由への第一歩”
40代になって、
「今の仕事をずっと続けるのか」「自由に生きるにはいくら必要か」――
こんな不安が頭をよぎることはありませんか?
この記事では、
“資産3000万円+ゆるく働く暮らし”という現実的なサイドFIREのモデルを、実際の計算付きで解説します。
会社に縛られずに、少しでも自分らしく生きたいと考えているあなたに向けて、40代からでも目指せる道筋を示します。
なぜ3000万円が目安になるのか
サイドFIREでよく言われるのは「生活費×25年分=FIRE資産」。
ただ、完全FIREを目指すには6000万〜1億円が必要とも言われます。
でも現実的に、40代・50代でそこまで貯めるのは簡単ではありません。
サイドFIREは、「資産+月数万円の労働収入」で成立させる生き方。
生活費を月20万円に抑えられれば、
・資産3000万円を年3%で運用 → 年90万円(=月7.5万円)
・あとはバイトや副業で月10〜12万円稼ぐ
この組み合わせで、“自由度の高い暮らし”が現実的になります。
3000万円を目標にするメリット
・現実的で到達しやすい
現金+投資を合わせて、40代後半〜50代前半でも十分に見えてくる数字。
・「やめる」ではなく「選べる」働き方に近づける
3000万円あるだけで仕事を「生活のため」ではなく「生活の一部」に変えられます。
・精神的に安定する
数字の裏に“逃げ道”ができると、現職のストレスも少し軽くなります。
3000万円までにやること
・支出の最適化(固定費の削減)
特に保険・通信費・車関係の見直しは効果大。
・インデックス投資の継続
オルカン・S&P500など、分散を意識して積み立てを継続
・現金比率を20%ほど確保
急な出費や相場下落時の心の支えになります。
・副収入のタネを育てる
ブログ・ライティング・バイトなど、将来の“月数万円”を作る練習。
わたしが考えている事
今の目標は、少し楽に過ごしながら老後の資産も確保することです。そのための目標額が3000万円です。
利回りを7%と仮定します。オルカンやS&P500は年によって4%から10%変動しますが、ならすと約7%で推移すると考えています。
ここで行うのは、家計管理をして月の必要な支出を計算することです。月23万円の支出と想定すると、
仮に47歳で3000万円から毎月10万円を取り崩す場合
利回り7%で運用すると、62歳で資産は約4600万円になります。
さらに、私の場合、年金はこの年齢で受給すると約7万円。取り崩し額を18万円に増やすと、月約25万円で生活できます。この条件で生活すると、70歳時点でも資産は約5100万円を維持できる想定です。
支出や取り崩しを減らせば、さらに資産を増やせますが、このくらいの支出額を想定しないと生活に余裕がなく、「何のためのサイドFIREか」となってしまいます。
3000万円まで貯めるのも簡単ではありませんが、少しでも早く貯めるために投資額を増やし、副業で稼ぐ、昇給して給料を上げることも検討します。ただ、現実的には簡単ではないので、それでも諦めず、コツコツ投資と節約で貯蓄を積み上げています。
さらに、お金の知識を得るために簿記やFP資格を取得し、少しずつサイドFIREに向けて前進しています。
もちろん、生活費は人それぞれです。もっと少ない人も多い人もいますし、60歳や70歳でそこまで貯めなくても問題ない場合もあります。
サイドFIREは「やめる」ではなく「変える」
サイドFIREの本質は「働かないこと」ではなく、
“働き方を選べる自分になること”。
3000万円を目指すのは、数字を追うためではなく、
「今より自由に生きる準備」を整えるためです。
【まとめ】
完全FIREではなく“現実的なサイドFIRE”なら、
3000万円をひとつの目標に。
投資+バイト・副業で月15万を作れれば、自由度は格段に上がる。
目標を持つだけで、日々の働き方・お金の使い方に意味が生まれる。
【最後に】
私自身、まだ道の途中です。
でも「3000万円を超えたら、働き方を変える」という明確な目標を持ってから、
日々の不安が少しずつ減りました。
あなたも、まずは“逃げ道ではなく選択肢”としてのサイドFIREを目指してみませんか。
ABOUT ME
izumi206
北海道在住。40代独身。
現在、小売業にマネージャーとして勤務。
長時間労働、異動の多さ、将来への不安からサイドFIREを目指すように。
資産形成、家計管理、支出の見直し。簿記、FP、登録販売者資格、第2種衛生管理者を取得。現在、40代からの人生戦略を発信中。
同じように悩みを抱える方へ、少しでもヒントや励ましになれたらと思います。