正直に言うと、
これまでの人生に「価値があった」と思えたことは、ほとんどありません。
楽しかった思い出も、誇れる実績も、胸を張って語れる経験もない。
46歳になった今、
自分の人生を振り返ってみて、
最初に浮かぶ言葉は「価値がない」でした。
何が決定的にダメだったわけでもない
特別に不幸だったわけではありません。
大きな病気も、事故も、極端な貧困もない。
ただ、
何をしても手応えがなく、
何かを積み上げている感覚もなかった。
周りが当たり前のように持っているもの――
仕事、家庭、人間関係、将来の展望。
それらが自分には、ずっと遠かった。
頑張れなかった自分を、ずっと見下してきた
「努力すれば何か変わったのではないか」
そんな考えが、何度も頭をよぎります。
でも現実には、
踏み出す勇気も、継続する力も足りなかった。
結果として残ったのは、
何者にもなれなかった46歳の自分です。
それを
「仕方がなかった」と言う気にもなれず、
「よくやった」と褒めることもできない。
だから、
価値のない人生だった。
そう思ってしまいます。
それでも、
価値がないと思いながらも、ここまで生きてきてしまいました。
途中で投げ出したくなったことは、何度もあります。
何もかも無意味に感じた日も、数えきれません。
それでも、
今日まで生きている。
それだけは、事実として残っています。
それが「価値」だと言い切るつもりはありません。
ただ、
完全な空白ではない、というだけです。
同じように感じている人へ
もし、
「自分の人生には価値がなかった」
そう感じている人がいたら。
その感覚を、無理に否定しなくていいと思います。
無理に前向きになる必要もありません。
価値がなかったと感じる人生を、
そのまま言葉にしてもいい。
そう思っています。
私は今も、
この人生を肯定できていません。
誇れるとも思っていません。
ただ、
価値がないと感じていること自体を、
なかったことにしなくていい。
今は、そこまでで十分だと思っています。